島根県にある出雲地方には、10月に全国の八百万 (やおよろず)の神々が出雲大社に集まり様々なことを神議(かみはか)りするという言い伝えがあるほど、この地域 は”神々の国”として知られています。米国の科学誌 National Geographicでは出雲の地を”日本で最も神秘の場所”と呼んでおり、これはお茶を語る時にも当てはまります。
この抹茶の生産者は、東京でのテレビ番組制作に携わるお仕事を辞め、地元出雲てにて祖父母から続く伝統的な茶業を承継することを決断しました。受け継がれた伝統を重んじつつも時代に合わせた柔軟性を忘れない姿勢でお茶作りに励んでいます。島根県出身者としては初、また史上最年少の36歳という若さで第69回全国茶審査技術競技大会(2022年)で最優秀賞を受賞されました。 神々の地で日々努力を重ねる生産者の手により製茶される抹茶をお楽しみください。