寒茶は毎年2月の真冬の茶葉にとって最も栄養を蓄えている時期に収穫されます。年一番に収穫されることから、このお茶は日本で最も早い時期に茶摘みが行われるのが特徴です。
ご高齢の石本さんは、徳島で”寒茶”の伝統を守り続けている日本で最後の生産者です。年間の収穫量は100-150kgのみですが、年に数キロしか収穫することができません。人工肥料や除草剤を使わず有機栽培されていることや、カ フェイン保有量が少ないため体に優しく、飲んだ時にほっこりとした気分を味わえます。
寒茶を飲むことは日本の民俗史を味わうようなもので、その味の持つ優しさや甘みをぜひあなたの舌で感じてみてください。